Top
カテゴリ:BOOK( 14 )
Top▲ |
算数脳
前から少し興味があったので
読んでみた。


小3までに育てたい算数脳

高濱 正伸 / 健康ジャーナル社






そうなんですね。

「外遊び」がキーワード。。。


・・・



仕事の関係で
時々  ?? と思うこともあり
どうしたら
算数・数学嫌いがなくなるんだろうとか

他にもちょっとした疑問がたくさんあったので



とても良いヒントにはなりました。
もっとも いま中学生高校生じゃ
間に合わないんだけど。^^;

もちろん
我が家の子どもたちにも
もう間に合わない
けれど。


・・・

・・・
[PR]
Top▲ | by setsunailmare | 2012-10-11 15:24 | BOOK | Trackback | Comments(0)
反抗期の子どもへ  ラブ・ユー・フォーエバー

ラヴ・ユー・フォーエバー

ロバート マンチ / 岩崎書店






子どもの笑顔つながりで 思い出したので
書いておこうかと 思って。


次男が小学6年生の頃
次男と同様に 3人兄弟の真ん中 の悪ガキ具合に手を焼くママ友がいらした。

3人きょうだいの 真ん中 は
親が 同じように扱い 同じように想ってはいても
本人は愛情を 足りないと感じている ようで・・・

ふたりでいつもそのことに悩んでいた。

わりと素直な長男にたいして
次男にどう接したらいいのか  なんてことを
サッカーの応援をしながら よく話した。


あるとき なにかしら家の中でいろいろともめごとを起こした
その家の次男君。
お母さんも 怒るばっかりじゃだめだなぁと 想っていたところ
別の 先輩おかあさんから
この本を 読んであげたらいいよ って きいたので

長男くん と三男くんを なにか理由をつけて 外に出し

次男くんだけを呼び
もう 大きくなっていたその子を ひざにのせ
この本を読んであげたんだって。

おかあさんは いつでも こう想ってるんだよ っていう言葉をそえて。


他の兄弟が帰ってこないか気にしながらも
おかあさんのひざの上で お母さんの話をちゃんと聞いていた次男君。
それから ずいぶんと 素直になったそうです。




わたしもそれを聴いて
やってみようかと想ったけれどなんだか照れて
結局はやらなかったけど
本は購入して 読んであげたような気はします。

でも
次男だけしかいないとき
なんだか 高校生になっても
理由をつけて くっついてくるようなときは

わたしは 君の味方だよ~ と
いう 想いをこめて。。。( 言いはしませんが )
みることにしています。






親が想っているように 子どもは
親の愛情を感じられていないこともあるみたいです。
言葉に出したり
態度に表したり 
しないと だめみたいですね。

     わたしはなかなか・・・・・(^^;;
[PR]
Top▲ | by setsunailmare | 2009-03-07 16:08 | BOOK | Trackback
わすれられないおくりもの


わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)

スーザン・バーレイ / 評論社




・・・

時々読ませてもらうブログで
この本の紹介とともに とても素敵な出逢いのお話を読ませていただいた。

ご主人のご両親との出逢い と お義父さまとの別れ。


きっとその方は
とてもすてきなものを おふたりからいただいたのでしょう。
この絵本のように



そして
わたしは? といえば
いただいたような・・・ 
いただいていないような・・・

厭味をこめて言えば
とても勉強させてもらった ということになるのでしょうか(笑)

ほんとにほかの誰をも信じることさえできなくなるほど
裏切られた気分でした。
あのときは


あれから十年近くが過ぎ
あのときはああするほか なかったんだろうな と
今なら ちょっとだけ 思える。

ただ
どんな理由があるにせよ わたしは
同じようなことはしないだろう とも思う。



その人のような
素敵な人との出逢い は わたしにはなかったのだなぁと
すこしだけ うらやましかったのだけれど

でも わたしが出逢えなかった分
わたしが そういう 素敵な人になれたらいいなって
おこがましくも そう思う。

素敵 には なれないと思うけど
誰かに私が味わったような
あんな気持ちにだけはさせないように・・・

努力していきたい



誰かに
すてきなおくりもの ができるように。
[PR]
Top▲ | by setsunailmare | 2009-02-21 01:18 | BOOK | Trackback
女性の品格
b0106627_1441930.jpg


女性の品格
ISBN:9784569657059 (4569657052)
PHP研究所

坂東 眞理子著





いまや女性の社会進出、活躍が当たり前となった現代の日本。
学校や職場でも、優秀で元気なのは女性ばかりである。
女性の価値観、果た
すべき役割が大きく変化しているのだ。
では、古い型の「女らしさ」はもはや求められないのだろうか? 
いや、女性上位の時代だからこそ、従来の男性とは異なる価値観
よき女性らしさを、職場や家庭に持ち込んでほしい、と著者は語っている。

「礼状が書ける」「約束をきちんと守る」「型どおりの挨拶ができる」
「姿勢を正しく保つ」「贅肉をつけない」「人に擦り寄らない」
「よいことは隠れてする」「得意料理をもつ」「恋をすぐに打ち明けない」

本書は、ビジネスから装い、話し方、恋愛にいたるまで
女性としての振舞い方を具体的にアドバイス。
何げない日常の立居振舞いに、女性の生き方と品位はおのずと表われるものである。


・・・


最近流行の品格と言う言葉につられてなんだけど
それよりもまず いちばん最初に
「礼状をきちんと書く」 と書いてあったので
あ これだ! と 思ったので読んでみる事にした。

どこかで聞いたことのあるようなことばかり・・・
と 思い出した。
もうなくなられた 先生 のことを。

茶道や華道を通じて
ただ お茶の点て方を覚えるだけではなく
お花を生けるそのことだけではなく
どう生きるかを 教えてもらった。
・・・と 今ならわかるだけで 
当時はどちらかというと うるさいなぁと思っていたのだけれど(^^;

その先生がまず実践されていたのが
すぐに礼状を出すこと だったから。
礼状ということではなくても
どこかへ行ってくれば なにかを頂いたら なにかを感じたら 
ともかくすぐその日の夜には 葉書を書いていらしたようだ。
ちょっとした 絵を添えられて。

電話は相手の都合を考えないものだから
葉書でいいから 郵便で送るのだとおっしゃっていた。

そういえば 少し前までわたしもずっと真似をしていた。
すぐに出せるように
ちょっときれいな絵葉書など いつもそろえていたものだけど

最近忙しさにかまけて
お礼もメールで済ませてしまうことが多くなって・・・



本に書かれていることは ほんとうに基本的なこと
でもなかなか すべてを実践できている人は
少ないだろうと思われることばかり。

とくに平成になってからは忘れ去られているようなことも
多いのかなぁと感じた。

昔がいいというわけではないけれど
やはり 人間の心 というものをどこかに置き去りにしていたのだろうなと感じている。

自分をもういちど見直す
いいきっかけになったと思う。
[PR]
Top▲ | by setsunailmare | 2007-07-21 14:23 | BOOK | Trackback
ありのまま生きて
少し前になるけれど
朝日新聞の夕刊の ニッポン人脈記 で
「ありのまま生きて」 というシリーズが掲載されていた。
障害のある人の生きている姿がずっと紹介されていた記事だ。

何気なく読んだ ちょうどシリーズ第1回目

目も見えない 耳も聞こえない
ちょうどヘレンケラーと同じ障害を持つ福島さんの話だった。

ヘレンケラーの話も読んだことがある。
その 福島さんのドラマが放映されたことも知ってはいたけれど
へぇ~ と どうやって会話するんだろう? 程度の素朴な疑問を抱えたままだった。

指点字 という方法で会話し
指点字の通訳を通して 周りの世界とつながる。

なんだかとっても楽しくなってくるような記事だった。
思わず 子どもたちに読ませる。


だからあんたたちもがんばりなさいよ という意味もあるけれど
ただ単に すばらしいと思ったから。

・・・

江原さんの本を読んで以来
今ある自分の状況・・・ たとえば容姿から性格から生活状況まで・・・
それは 今の生で 学ぶべきもの を考え
自分で選び取ったものなのだと。

その状況の中で自分がどう生きていくかを
その学びの中で得られるものが 人の魂としてのグレードを高めていくのだと


魂とか なんだとか のスピリチュアルな世界になると
少々 ? だけれど

でもそう考えると
すこしつらい状況でもがんばれる気がしていた。

障害を持って生まれるということも
きっとその人自身が選んできたことなのだろう
そのなかで 頑張って生きる ということが
その人の 学び なのだろう。

わたしの 今の生 での学びはいったい何なのだろうか。
ずいぶんと甘い考え方で生きているのではないかと
あらためて 身が引き締まる思いがした。

うまくは書けないけど
なんとすばらしい人生! という感じで
シリーズを読み終えました。


私にもなにかができるんじゃないかって
ちょっと自信が出てきた。
[PR]
Top▲ | by setsunailmare | 2007-05-16 10:52 | BOOK | Trackback
砂漠が美しいのは・・・

久しぶりにサン=テグジュペリの「星の王子さま」を読んだ。
ずっと昔に読んだ時には
なにがなんだかよくわからなかった。
今思えば 
まだまだ若かったからなんでしょうね。
生きることの意味も たいせつなものの意味も
なにもわかってなかった。


それからあるところで『箱の中の羊』について書いてある文章がきっかけで 再読して
あぁ そういうことが書いてあったのかと改めて気づいて
とても感動して・・・



・・・

砂漠が美しいのは
どこかに井戸をひとつかくしているから

星々が美しいのは
ここからは見えない花がどこかで一輪咲いているから


・・・

今回はこの部分がなぜかきらきらして見えて
きっと私の心の中のなにか に反応しているのかな。

たいせつなものは
自分にとってたいせつ ということだけでいいのだなぁと

まったく
大切なもの の意味を取り違えていたような。
今まではなにかまったく違うものを求めて
生きて来たのではないかと 気づいて・・・

もっと自分を大事にしてもいいんだなぁって
そんな風にも思えたり

してきました!



明日読んだら
また新しい箇所に 感動するのかも?


b0106627_14263526.jpg
[PR]
Top▲ | by setsunailmare | 2007-05-11 14:27 | BOOK | Trackback
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

b0106627_13552474.jpg 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
 リリー・フランキー/著


 出版社名 扶桑社
 出版年月 2005年6月
 ISBNコード 978-4-594-04966-9



2006年 第3回 本屋大賞受賞

母親とは?家族とは?普遍的なテーマを熱くリアルに語る著者初の長編小説。


・・・

1月8日から始まる月9ドラマに間に合うように読むことにした。
母ってオカンってこういうものなんだなぁと 改めて感じさせてくれる本だった。
ただ事実が 並べられているようでいて
でもそれが結局は感動的なもの なんだって。

「泣ける本」って紹介されている本が今多く書店に並んでいるけれど
そのうちの いくつかは どこかわざとらしいストーリーだったりする
(と私は感じた)けれど これは違うかなぁ。

人それぞれ 母や親に対する思いはいろいろだけれど
でもなんだかせつないなぁって感じました。

読んでいるとどこか自分の母と重なって・・・
ぜんぜん違うけれど。 おかしくなってきました。

・・・

親はうざいものだと お正月実家へ帰って改めて感じてました(笑)
だって もういい大人の私に
なんだかだとおこごとからお説教まで下さるのですから
あぁ もう そんなこと私が子供に向かって言ってることと一緒やん!と
もう うるさいって と怒鳴る私。(まるでわが子と私の姿)
3日間が限度で・・・でも帰ってきたらなんだかありがたくなってきて(笑)
ついつい 自分が親になっていると 自分の至らないところに気づかなくなってると
いうことを忘れがちになってます。

・・・

子供のためならなんだってできるって
母親になればそう思うけれど
なかなかできないこともあるから
ここまでできる オカン とっても素敵だなって思ったり。
少し甘やかしすぎかなぁって思うところもありますが


それから話がとてもずれるんですが、、、
本の中でリリーさんに対してお母さんは
お箸がちゃんともてないことは怒られなかったけれど
よそのおうちでご馳走になったときに お漬物から先に手をつけて怒られたというあたりのお話
なかなか いいお話だなぁと思いました。

温かいものを出されたら 温かいうちに美味しくいただく。
それがあたりまえのマナーではあるけど
うちの子供たちにそれができるのかなぁ・・・って少しギモン。

お箸をちゃんと持つこと 
出されたものは残さないこと は いつも口うるさく言ってはいるけれど
どこまで身についているんだろう?

お風呂にはいったあとだって 風呂場の中はいろんなものが散乱してるし
洗濯物だって かごにちゃんと入っていたためしがない(かごの周りに散乱)
このまま世の中に出す ようなことになったら
うちの子供たちは 恥をかくことばかりだなぁと思うと
私自身が恥ずかしくなってきちゃいまして。^_^;


ひとりで生きていけるように・・・
恥をかかないで
いえ 他人に恥をかかせることのないように・・・
まず なんだかだらだらとしているこの心身から引き締めなおしていかなくては。
とさっそく 今朝いちばんから
お風呂にはいったあとちゃんと片付けておくように! なんておこごといっぱい。
「はいはいはい」っていう(ぜんぜん聞いてないよ~!!っていう意味の)返事をこどもたちからいただきました。
ふぅ・・・。

ま これから自分で生きていくときに
なにかにぶつかったり 困ったりしたときに
そういえば前におかんがうるさく言うとったなぁ と
少しでも思い出してくれたらそれでいいのかもしれないですね。





・・・

ちなみに ドラマの主題歌はコブクロの「蕾」です。
18歳でお母さんを亡くされたコブクロの小渕くんが作った歌。
いなくなってからも いつもそばで見守っていてくれるお母さんのことを歌った
とってもいい歌ですね。
[PR]
Top▲ | by setsunailmare | 2007-01-09 14:29 | BOOK | Trackback
大和路巡礼

奈良生まれ 奈良育ちではあるけれど 
奈良って田舎臭いって ずっと思っていた。
同じ古都でも京都の方がずっと洗練されていると思ってもいた。

なのにどういうわけか最近
なんだかとても奈良が好きになっている。
生まれたところ 原点? だからなのか・・・
ただ近いからなのか・・・
仏像が好きな友達の影響なのか・・・などなど
理由はいくつもあるかもしれないけれど
カメラでいろいろと撮り始めたからということも大きい。

他のどこにもない 奈良にしかない風景。
それはもちろん 他のどんな土地にも独特の風景というのはあるものだけれど
古都が持つなんともいえない魅力 それもあるんじゃないかと・・・
古都だなんて たまたま大昔に都がおかれただけのことじゃない!
そんなふうに思っていたけれど
たまたまでもなんでも 奈良に住んでいて良かったって
最近は思っている。


最近の愛読書は入江泰吉さんの写真集。
高くて買えないいので 図書館から借りてきました。^^;

b0106627_15264311.jpg

   愛蔵版
   入江泰吉 大和路巡礼





■ 出版社 : 小学館
■ 著者名 : 写真/入江泰吉
■ ISBNコード : 4096811548


仏像と風景写真で伝える奈良大和路の魅力
戦後から約半世紀にわたり、日本人の心のふるさとといわれる奈良大和路を撮りつづけた
写真家・入江泰吉の生誕100年を記念して企画する愛蔵版作品集。
大和路のさりげない景観に漂う余情を表現し、"入江調"と呼ばれる作品には、今なお根強いファンが多い。
本書では、東大寺・興福寺・法隆寺・薬師寺・唐招提寺など、入江が幼い頃から慣れ親しみ
半世紀にわたり一貫して撮りつづけた南都の大寺とその仏像を中心に構成、
その作品世界のエッセンスを一冊に凝縮して、大和路の風景と大和の仏像の魅力を堪能する。
写真点数はモノクローム作品(主に仏像・堂搭)とカラー作品(主に風景)を合わせて約140点。



入江さんのように撮ってみたい なんてことは ぜんぜん思ってもいないけれど
写真を観ていると入江さんの 奈良に対する想いみたいなものを強く感じる。
入江さんが撮られた頃から 時も経ち風景も変わってきてはいるけれど
それでも まだまだ変わらないものもそこにはあって
できたら残せればいいのになぁと思っている。


いろいろあるけれど
中でも好きなのは
東大寺戒壇院の広目天像 の写真だ。

なにもかも見通したような鋭い目で
その前に立つと もう降参!って言ってしてしまいそうな感じだ。
その鋭い目に射られたくて
戒壇院まで行ってほんものの広目天さまにお会いしてきた。(笑)
写真のままの広目天像がそこにあった。
[PR]
Top▲ | by setsunailmare | 2006-07-07 15:46 | BOOK | Trackback
■ 明日の記憶
b0106627_9493036.jpg
  明日の記憶


  著者 : 荻原浩
  出版社 : 光文社
  発行年月  : 2004年10月
  ISBN : 4334924468


2005年 第18回 山本周五郎賞受賞

「まずお歳を聞かせて下さい」「ここはどこですか」「次の三つの言葉を覚えて下さい。
いいですか、あさがお、飛行機、いぬ」「今日は何曜日ですか」
「さっきの三つの言葉を思い出して、言ってみてください」

人ごとだと思っていたことが、我が身に起きてしまった。
最初は物忘れ程度に思っていたが、若年性アルツハイマーの初期症状と告げられた。
身につまされる傑作長編小説。



■ 感想など

映画を観る前に読みたかったのだけれど予約がいっぱいで
映画を観終わってから 予約していた本の順番がまわってきた。

映画のシーンを思い出しながら読んでいく。
重なるところ 少しちがうところ
そして ラストまで・・・


記憶なんて あたりまえのようにそこにあるものだと思っていた。
忘れ果ててしまいたいと思うようなことさえ覚えていたりするのに
右脳には 自分では気づいていないけれど
たくさんの カード(写真のように)となって記憶されているというのに
だからこそ意外とあっさりとなくしてしまえるものなのかもしれない。
脳が障害をうけるということはこういうことなのだと 
あらためてそのこわさみたいなものを感じた。



いつからなんだろう。
リモコンを握った手の甲に年寄りじみたしみがぽつぽつ浮いていることに気づいた。
思わずこすってしまったが、消えるはずもない。


アルツハイマー病とは脳に「老人班」と呼ばれるしみのようなものができて、引き起こされるらしい。
しみの正体は、「ベータ・たんぱく」という新種のたんぱく質からなる「アミロイド」という物質。
これがどんどん溜まることで、脳細胞の機能が阻害されてしまうという。
遺伝によるケースもあり、その場合、発症年齢は30~50歳くらいと言われている。

上の様な手のしみを気にする文章が何度か出てきていたけれど・・・
手のしみは 脳のしみ を象徴していたのでしょうか。

この本は 患者本人の語りで話がすすんでゆくので
自覚症状 と うつりかわる心情が詳しく描かれていくけれど
患者のまわりの人の感情は 本人の目を通してしかわからない。

不治の病が描かれるときはたいてい 残されていくものの心情を描かれることが多くて
それはつらいものでもあるけれど
本当は 本人が一番つらく哀しいのだと 改めて感じる。

フェイドアウト。
人生がフェイドアウトしていく・・・
そう宣言されたとき
わたしはどうするのだろうか。
まだ意識がそれなりに正常にある中で そのフェイドアウトをどう受け止められるのか・・・

たとえば 配偶者が 家族が そういう宣告を受けたとき
わたしは家族としてどう受け止め 何ができるのか ちゃんと受け止められるのか

そんなことばかりが頭の中をかけめぐる。


・・・

そんな時間のあと
あぁ それよりももっと目の前にたくさん思い悩むことがあったと思い出す。

日々生活していくこと
平凡に 穏やかに・・・
そう望んでいてもなかなかそうはいかないものだ。

毎日生きていくことを思えば
もしかしたら さっさとフェイドアウトしてしまったほうが
幸せかもしれない と
そんな 罰当たりなことが頭に浮かぶほど・・・。



それでも毎日生きていくしかないのでしょうね。
時には楽しいこともあるはずだし・・・
[PR]
Top▲ | by setsunailmare | 2006-07-01 09:51 | BOOK | Trackback
禅的生活

b0106627_8301046.jpg
玄侑 宗久 著
禅的生活

ちくま新書
ISBN:4480061452






もう1年以上も前になるでしょうか。
あるとき新聞の下段に載っていた本の名前が気になって・・・
購入してみた

この本との出会いがわたしをこれほどラクにしてくれるとは
その時は思いもしなかったのだけれど。


その頃好きだったテレビドラマの『ピュアラブ』。
その中で禅宗の僧侶が出てくる設定だったのだけれど
ストーリー展開もまぁそれなりにだが(私はとっても好きでした! (*^^*) )
老師さまが さりげなくだけれどとても良い言葉を教えてくださるのだった。



***


『日日是好日』
これは にちにちこれこうにち と読む。

これを英語に訳すと、「Day by day, it's a good day」。
来る日も来る日もよい日であるということだけど
もちろん、そんなことはなくて・・・

このgoodは、badの反対語ではなく、絶対的なgoodなのだそうです。

雨の日も、雪の日も、嵐の日も、
それぞれが「佳い雨の日」「佳い雪の日」「佳い嵐の日」だとか そういう意味なのだということ。


つまり、1日1日を独立した日と見る、雨の日がBadなのは、晴れていた昨日と比べるからで
昨日と関係なく新しい1日に出会ったのだから
それが雨の日であろうと嵐であろうとみな新鮮で佳い日なのだということだそうだ。


あぁ~ そうなのか と。。。

何故かそのときとても納得したことを思い出す。

 
ともかくいろんなことに因果関係を考え
それはいったい誰のせいなの!?なんて問い詰めずにはいられなかったその頃。
そんなこと考えたところでどうしようもないのに
そんな渦の中でひとりぐるぐると空回りしていた私だったから

心の中にちいさいけれど 燈を灯してもらったようだった。

『禅』というだけでなにかしら敬遠しがちだけれど
触れてみるとなかなか良いものなのだと思います。


2006-04-19
[PR]
Top▲ | by setsunailmare | 2006-06-30 08:26 | BOOK | Trackback
| ページトップ |
Skin by setsuna